フィルムスケールとは

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「フィルムスケール」の概要

東京都上池袋にある「株式会社 大山光学」は、フィルムスケールの特許を取得しています。こちらでは、産業用ロボットや工作機械、モーターなどの回転軸に取り付けられ、角度の位置決め制御に用いられる重要なパーツ、「フィルムスケール」について、その概要をご紹介します。

「割れない」「軽い」「ローコスト」が特長のフィルムスケール

フィルムスケールの特長は、「割れない」「軽い」「ローコスト」。ロータリーエンコーダーおよびリニアスケールに利用いただける製品です。

従来のガラススケールと同様の精度を誇り、フィルムスケールの特長を活かして最先端ロボットや医療機器、情報機器など、今後も幅広い分野での導入が期待されます。

ガラススケールとの比較
ガラススケール 従来のフィルムスケール
【メリット】
  • 熱耐性が高い
  • 熱膨張係数が低い
【デメリット】
  • 比較的コストがかかる
  • 割れやすい
  • 性質上、重量がある
【補足】
ガラススケールは透明度が高いうえ、温度差による誤差が少ない点が特長です。ガラスの性質上、耐薬品性、耐溶剤性、耐熱・耐湿性にすぐれ、曲げやゆがみにも強さを発揮します。
【メリット】
  • 割れない
  • 軽い
  • ローコスト
【デメリット】
  • 熱に弱い
  • 熱膨張係数が高い
  • 従来品は精密度が低い
【補足】
ロータリ型など角度において、膨張係数は無視できると考えられます。また、直線精度についても、使用条件などを考慮いただければ、問題なくお使いいただけます。
当社のフィルムスケールは、ガラススケールの代用が可能!
精密測定器や精密工作機械の測長基準スケールをはじめ、さまざまな基準器とのトレーサビリティを確認するために用いられているガラススケールの代用品として、フィルムスケールを導入することが可能です。「割れない」「軽い」「ローコスト」が特長のフィルムスケールなら、特許を取得する当社までお気軽にご相談ください。