フィルムスケールとガラススケールの違い

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知ってなるほど「フィルムスケールとガラススケール」

「株式会社 大山光学」は、東京都上池袋にある光学機器メーカーです。こちらでは、フィルムスケールとガラススケールの基本的な考え方や、両者の違いについてご説明しています。「ガラススケールと一体どこが違う?」。そんな疑問にお答えします。

それぞれの主な特長

ガラススケールに比べ、フィルムスケールはローコストかつ曲面などへの取り付けが可能です。対してガラススケールは、温度変化の大きい場所でも精度を維持できる点がメリットといえます。以下に、それぞれの比較を表にまとめました。

ガラススケール フィルムスケール 大山光学のフィルムスケール
耐久性
熱耐性
コスト
精密性
膨張率
(※膨張率を鑑みた上での補正が必要

(※膨張率を鑑みた上での補正が必要

導入におけるメリット・デメリット

ガラススケール 従来のフィルムスケール
【メリット】
  • 熱耐性が高い
  • 熱膨張係数が低い
【デメリット】
  • 比較的コストがかかる
  • 割れやすい
  • 性質上、重量がある
【補足】
ガラススケールは透明度が高いうえ、温度差による誤差が少ないです。ガラスの性質上、耐薬品性、耐溶剤性、耐熱・耐湿性にすぐれ、曲げやゆがみにも強いです。
【メリット】
  • 割れない
  • 軽い
  • ローコスト
【デメリット】
  • 熱に弱い
  • 熱膨張係数が高い
  • 従来品は精密度が低い
【補足】
ロータリ型など角度において、膨張係数は無視できると考えられます。また、直線精度についても、使用条件などを考慮いただければ、問題なくお使いいただけます。

大山光学のフィルムスケールは精度が違います。

上記の通り、従来品はガラススケールとは用途も違い、精密性に欠けていました。
大山光学では、従来品とは違い、高い精度のフィルムスケールを開発しました。
ガラススケールの代わりに実装し、おかげさまで、多くの機器開発に役立てられています。軽い、割れない、ガラススケールよりローコスト。ぜひお気軽にご相談ください。